内子のご案内
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随所に漆喰を使った鏝絵(こてえ)の懸魚
古くから木蝋(晒蝋/さらしろう)の生産で栄えた商家が約600mにわたって続く。うだつやなまこ壁などの意匠が凝らされた歴史ある建物群や、国指定重要文化財の屋敷があり、随所に漆喰を使った鏝絵(こてえ)の懸魚(げぎょ)や鬼瓦などの意匠が見られます。悠久の時の流れを体験できる通りです。
観光地としても整備され、保存センターや古い建物を利用した「売店」「喫茶店」などが立ち並び、満喫できるひと時をすごせます。
娯楽の殿堂「内子座」
国の重要文化財に指定されている内子座は、木蝋や生糸などの生産で経済的にゆとりのある時代、大正5年2月(1916年)大正天皇即位を祝い、地域の有志で立てられました。文化・芸術を愛してやまない内子の人達の想いで生まれた純木造の建物です。
歌舞伎、人形芝居、落語、映画と地域の文化・情報の発信地として、人々に愛され大切にされました。老朽化のために取り壊されるという危機を乗り越え昭和60年10月、劇場として再出発。現在では年間数万人が訪問する劇場へ生まれ変わりました。
大正14年竣工、町おこしの映画館「森文旭館」
森文旭館は、大正14年(1925年)竣工の常設活動写真館です。地区の商店主らが発起人となり、かつてこの地にあった芝居小屋・魁座劇場跡地に建設されました。かつて芝居や映画は娯楽の中心でしたが、徐々に斜陽となり、昭和40年(1965年)に旭館は閉館され、森文醸造株式会社の倉庫として使用されてきましたが、2013年、当社社長の森 秀夫が保存会を立ち上げ、年に何回か上演会や朗読会を開催するようになりました。3層の重なりの上に六角形の太鼓楼。ポーチやバルコニーといった洋風なデザインに、瓦屋根の和洋折衷な造りの建物は、登録有形文化財・国際なかなか遺産の認定も受けています。
【森文旭館】
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連絡先 0893-44-3057